講座名1        図解マニュアルの作成方法

講座の概要      ミニ講座のマニュアル作成方法

                操作手順のハード画面を取り込み マニュアルに組み込む方法

                ・Windowsのサイズの変更
                ・ハード画面の取り込み
                ・Word or Excel への貼り付け

                ・画像の切り取り:ペイント利用
                ・画像縮小のフリーソフト紹介(デジカメ写真の圧縮にも有効)
 

 注意:このマニュアルはWindews98 Office2000を対象としています OS ソフトによって 表現等異なる可能性があります
 
マニュアルとは手順書 料理であればレシピと言うのでしょうか

企業であれば 接待マニュアルとか 運転マニュアルなど 企業が持つノウハウを従業員に教育し そのマニュアルに従う事で ものが作られたり 安全が守られたりします

コンピュータの世界でも同じで説明書がありますが 文字で書かれた情報だけでは何の事か意味がわからなく 困った経験があるかと思います 手順を図で示すと理解しやすくなる利点がありますのでその方法を紹介します また画像縮小に便利なソフトを紹介します

 
図解マニュアルの例 例えば こちらの例です

ハード画面とはコンピュータに表示されている画面です

取り込みとは自分のコンピュータにファイルとして保存することです

マニュアルに組み込むとは保存した画像を表示し 必要に応じ説明をすることです

 
T.Windowsのサイズの変更

IT基礎講習テキストのP8から9に Windowsとは とか 大きさの変更が記載されていますので サイズの変更はテキストを読んでください

サイズを変更するのは マニュアルとして表示したい部分に絞り込む為です

大きい画面をそのまま取り込むと画像が大きくなり ファイルが大きくなってしまう事 マニュアルを読む人も必要がない画面が出ているとそちらに気がとられたりしますのでポイントを絞って表示するよう工夫しましょう

 
U.ハード画面の取り込み と Word(Excel) への 貼り付け

1.ActiveWindowのサイズを変更します

2.Fn+Alt+PrintSc をクリックします(Fn+PrintScとするとパソコン表示の全画面が取り込まれます)

3.Word(Excel)を開きます

4.貼り付けたい位置を示し 右クリック または 編集から貼り付けを選びますと 2で取り込んだ画面がそこに貼り付けられます

5.あとは文章を書いてゆきます

6.Windowsを切り替えてマニュアルを作ってゆきましょう 
  手順を追うWindow マニュアルを作成しているWord(Excel)のWindowを
  交互に切り替えて行けばいいでしょう

  この時 どの画面を取り込んだら良いか がポイントになります

注意:沢山の画像を取り込むとファイルが大きくなります 1MBを上限として考えましょう

 
V.ハード画面を一つのファイルとして保存する方法(画像をそのまま保存)

Word(Excel)に貼り付けているとファイルが大きくなります、また Word(Excel)のファイルですと利用者にそのソフトが無いと見ることが出来ません

インターネットではhtm形式のファイルで作成し、誰でもアクセス出来るようにしています(htm以外にもありますが)

こうした時は画像を一つのファイルとして作成し、それぞれを組み合わせる方法をとります

1.U−2で画像を取り込みます

2.ペイントを開きます

3.貼り付けをします 
  キャンパスが小さいので広げますかと聞いてきたら はい とし 画像を貼り付けます

4.保存 に より 名前を付け保存します
  この時 ファイルの形式を JPEG を選びましよう

注:キャンパスが大きいままだと保存した画像にキャンパス部分が残ってしまいます

キャンパス部分が残ったらWの手順を参考にしてキャンパス部分を画像と同じにしてください

 
W.ハード画面を一つのファイルとして保存する方法(画面の必要部分を切り抜く)

Vの方法ではまだ余分な個所があります、更に要部のみ切り抜く方法を紹介します

1.U−2で画像を取り込みます

2.ペイントを開き 貼付けます

3.ツールバーにある囲みのアイコンをクリックしますとプラスのマークが現れます

4.起点をクリックし斜めに動かし 終点をクリックして 範囲を選択します

5.編集−コピー とし Word(Excel)に貼り付ける事が出来ます

6.コピーしたものを画像ファイルとして保存するには

  ファイル−新規作成として新しいキャンパスを表示し
  編集−貼付け とする事で 範囲で囲んだ部分の画像を作成出来ます

  この時 キャンパスが画像より大きい場合 保存するとその部分も一緒に保存されますので
  キャンパスの右下をクリックし 斜め矢印のアイコンを表示しドラッグして縮める事が出来ます 

 
上記の手順を図で示します

1.ペイントに貼付け ツールバーをクリックし 切り取りたい範囲を選択したところです
  編集−コピー とし 選択範囲を取り込みます

2.ファイル−新規作成 として新しいキャンパスを表示し
  編集−貼付け としたところです

3.ファイル−名前を付けて保存 で JPEGを選択します
  上図のようにキャンパスが画像より大きい状態で保存すると下図のようになり、キャンパス部分が
  残ってしまいます

4.キャンパス部分を画像と同じサイズにするには キャンパズの右下角をクリックして斜め矢印の
  アイコンを表示させ そのアイコンをドラッグして縮めてください

  縮めてから ファイル−名前を付けて保存 で保存します

  下図のように希望する部分の画像ファイルが出来ました

(ペイントのソフトを二つ立ち上げコピーした画像を別のペイントに貼り付ける事によりコピー前の画像を残しておく事が可能です)

 
X.画像縮小のフリーソフト

デジカメで撮った写真をそのまま送って こんな大きなファイルを送ってきて と 怒られた経験がありませんか?
画像ファイルは結構大きく 写真用に印刷するには精度が要求されますが パソコンで見たり まして ホームページに掲載したり する場合は ファイルを小さくしても充分鑑賞することが出来ます

図解マニュアルも同様で 図の部分を必要とする範囲まで縮小する事が好ましいのです

圧縮と縮小は意味が違います 圧縮は元に戻す事が可能ですが 
縮小は戻せません 元のファイルを残しておく事をこころがけましょう

私が愛用しているのは 縮小専用 というフリーソフトです こちらからダウンロード出来ます

1.下記が 縮小専用 の 画面です

2.まずどの位の大きさにするか決めます この画面の大きさが 334*486 です
(例えば私のホームページの写真は上記の設定で縮小しています)

  自分の好みのサイズを選択ください
(原画の縦・横の比率は維持されますどちらか大きい方の数字になります。尚、拡大は出来ません)

3.次にオプションを選択します 量子化率を指定するかファイルのサイズを選択します
  量子化率は精度と考えてください 数字が大きいほど縮小する割合が少ないという意味です

4.変換後新しく出来るファイルの処理方法を選びます
(原画に上書き保存すると元に戻せません、ファイル名を変更するか、フォルダを変更してください)

5.縮小したい画像ファイルをドラッグしてきてドロップします(ファイルはJPEGかBMPでないといけません)(ドロップするファイルは幾つでもまとめてドロップしておくと処理してくれます)

 
gif と jpg

どちらも画像ファイルを圧縮・縮小したファイルです

gif は 同じデータを纏めて表示する手法がとられています ロゴなどはgifが多く使われます

jpg は データをまびいて縮小する手法です 拡大してゆくとぼやけてゆきます 
     デジカメの写真のように自然の色はこちらを使われています