IT-ふたば会の活動で知り得た個人情報の取り扱いや、会員の基本的人権及びプライバシー保護などに関するガイドブックです。重要事項ばかりですので、必ず目を通しておいて下さい。1.目的
本ガイドは,IT-ふたば会の活動において入手した個人情報が個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることに鑑み,個人情報の取り扱いに関して必要な事項を定めることで,会員の基本的人権及びプライバシーを保護していくことを目的としています。
2.用語の定義
このガイドにおいて使用する言葉の意義は,以下のとおりです。
・個人情報:会員の個人に関する情報であって,特定の個人が識別され,または識別され得るもの(当該情報だけでは識別できないが,他の情報と容易に照合することができ,それによって特定の個人を識別できるものを含む。)をいいます。・会員:IT-ふたば会 活動指針に定義した正会員・一般会員・ネットワーク会員ならびに代表,副代表、会計などの役員を含みます。・本人:個人情報から識別され,または識別され得るその個人をいいます。・個人情報保護管理責任者:代表により会員の中から指名された者であって,IT-ふたば会における個人情報の収集,利用,提供及び保管等を決定する権限を有する者をいいます。
3.個人情報の収集3.1 個人情報の収集を行うに当たっては,その利用の目的を明示しなければなりません。
3.2 あらかじめ本人の同意を得ないで,前項により明示された利用目的の達成に必要な
範囲を超えて,個人情報を取り扱ってはなりません。
3.3 偽りその他不正の手段により個人情報を取得してはなりません。
3.4 以下に掲げる個人情報については,これを収集してはなりません。
・人種及び民族
・門地及び本籍地
・宗教,思想,信条及び政治的見解3.5 新たに個人情報の収集を行う場合は,利用目的,収集対象,収集する個人情報の
範囲等について,個人情報保護管理責任者との事前協議が必要です。
なお,「新たに」というのは複数回に分けて開催する講習会の参加者から継続的に
とるアンケートの2回目以降のように,利用目的(理解度の確認のため),収集対象
(講習会参加者),収集する個人情報の範囲等(氏名,性別,各項目の理解度など)
が変わらないものは含みません。1回の事前協議で複数回のアンケートを実施する
ことができます。
4.個人情報の利用4.1 収集した個人情報の利用は,収集目的の範囲内で行うこととします。
4.2 利用目的を変更する場合には,変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に
認められる範囲を超えて行ってはなりません。なお,利用目的を変更する場合には,
個人情報保護管理責任者の許諾が必要です。変更前の利用目的と相当の関連性を
有すると合理的に認められる範囲かどうかの判断は,個人情報保護管理責任者が行います
5.個人情報の提供個人情報を第三者に提供する場合には,次に掲げる場合を除き、あらかじめ本人の同意及び6.個人情報の保管
個人情報保護管理責任者の許諾が必要です。
・法令に定めがあるとき
・出版,報道等により公にされているとき
・その他,前各号に準ずる場合6.1 会員は,取り扱う個人情報の漏えい,滅失又はき損の防止,不正なアクセスの防止,7.個人情報保護管理責任者
その他個人情報の安全管理のために必要かつ適切な措置を講じなければなりません。
6.2 会員は活動上知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知らせ,または不正な目的に
使用してはなりません。なお,退会又は除名等で会員でなくなった後も同様とします。7.1 個人情報の収集,利用及び保管等を適正に行うため,代表の指名により,正会員より個人情8.その他
報保護管理責任者1名を置きます。
7.2 個人情報保護管理責任者は,このガイドに定められた事項を理解及び遵守するとともに,
個人情報保護のために必要かつ適切な安全管理の措置を行わなければなりません。
7.3 個人情報保護管理責任者は,会員のうち個人情報を扱うものに対し,個人情報保護に
関する必要な指示,指導及び措置を行うことができます。
7.4 個人情報保護管理責任者は,本ガイドに規定する個人情報の収集,利用,提供,保管等に
関して必要な決定を行い,これを記録として保管しておかなければなりません。
7.5 個人情報保護管理責任者は,本人から自己の情報について開示,訂正及び削除を求められた
場合は,原則として合理的な期間内に応じるものとします。なお,応じることが出来ない
場合には,理由を付して本人へ通知するものとします。個人情報の保護に関して必要な事項で,このガイドに定めのないものは,役員及び個人情報保護
管理責任者で協議して決定することとします。平成15年4月1日